先日まで、いつになったら涼しくなるんだと思ってたら、ここ数日で急に涼しく・・・というか寒くなり
慌てて上着を探しました。とはいえ昼間は20度前後まで上がるので毎日何を着ようか悩んでしまいますね。

さて、先日豊山町というところで平板瓦の棟取り換え工事をしました。
弊社がある一宮市とは少し離れていますが、車で1時間程度で行ける場所なので全然工事エリア内です。

写真の瓦が平板瓦。和瓦と違い、垂木に棟瓦を乗せ、釘などで固定してあります。

平板瓦の棟瓦の補強工事です

強風などで棟瓦が揺れて釘が浮いてくると、隙間から雨水が浸入して、下の木下地を腐らせてしまうことがあります。
そうなると、台風などの強風で棟瓦が飛ばされ、落下してしまう事があります。
最悪の場合、カーポートの屋根やお隣の屋根、車に落下して2次被害が大きくなることも・・・。

そういった事例を減らすために棟瓦を一度取り外し、下地を腐らないものに取り換える工事を今回させていただきました。

↓の写真は棟瓦を外したところですが、漆喰はモルタルで施工してあるので頑丈でしたが、肝心の棟下地は弱っているところが多数ありました。
これでは強い台風が来た時に、飛ばない保証はありません。

あと、三角にカットしてある瓦が固定していない場合も多く、落下するおこれがあるのでドリルで穴をあけ釘等で固定します。

平板瓦の棟瓦補強工事。棟下地が痛んでいました。

痛んだ棟下地の木材を樹脂製の物に取り換え、モルタルを塗り込みます。樹脂製なのでビス穴から雨水が浸入しても腐る心配はありません。

平板瓦の棟補強工事。棟下地は腐らない樹脂製の物を使いました。

最後に棟瓦を元通りに被せ、ステンレスビスで固定して工事完了です。

棟瓦の補強工事の完了です。ビスを打ち替え耐風性能も向上しました。

これで台風などの強風にも強い瓦屋根に生まれ変わりました。足場が必要な工事なので塗装工事などで是非お勧めの工事ですね。

ステンレスビスはパッキン付きなので雨水の浸入を防ぎます

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