一宮市で落下寸前の瓦補修をしました

年が明け、早いもので2ヶ月が経とうとしてます。
今年は暖かい冬になりましたね。というか春がすぐそこまで来てます。
花粉症である僕は人一倍スギ花粉が飛び始めるこの季節には非常に敏感になりますので(汗)

さて最近、平板瓦の袖瓦の補修工事をさせていただきました。
最初のご相談は、瓦が割れているよと通りがかりの人が教えてくれたとの事でした。
よくある訪問業者の営業トークかなと思ってたんですが、伺ってみると全く違う箇所の瓦が今にも落ちそうになってました。
しかもお客様の車を止めている駐車場の真上で、落下したら車に直撃するところした(汗)

落ちてきそうな袖瓦

平板瓦の出始めの頃に施工された瓦屋根でよくある症状で、雨水が入りやすい袖瓦と桟瓦の処理が上手く処理されていない事が多いです。
今回も、隙間に入り込んだ雨水を流すための水切り板金がせっかく入っていたのに、桟瓦が大きすぎて超えていたので雨漏りが発生し、長い年月が経過して木下地を腐らせていたました。

袖瓦の復旧工事

本来なら高い耐久性を誇る瓦屋根ですが、施工不良が原因で修理が必要になるのは残念な思いもあります。
ここでしっかり施工して、お客様が安心して長く住める建物にする事を心がけたいですね。

袖瓦復旧工事

写真は工事完了後。木下地を交換して袖瓦をしっかりと固定しました。
棟瓦も釘穴から雨水が浸入して、手で簡単に取れてしまい、台風などの強風時に危険があったので
あわせて直させていただきました。

気になった所は出来る限り直していきたい。せっかく直したのにまた落ちてきたなんて恥ずかしいですから。

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