平板瓦の棟補修工事

本日2度目のブログ更新。普段は現場が忙しく、なかなかブログ更新まで手が回りません。
今日は雨で現場休みなので続けて書き込みます。学生時代から宿題はため込んで一気にやるタイプでした(笑)

先日の工事になりますが、平板瓦の棟瓦補修工事をさせていただきました。

瓦は耐久性の高い屋根材ですが、老朽化によってどうしても傷んでしまう漆喰や下地材。
平板瓦は棟瓦や袖瓦を下地に釘やビスで固定するので、長い年月が経つと釘穴から入ってしまった雨の影響で、下地が腐ってしまい強風などで瓦が飛んでしまうこともあります。

今回の工事では漆喰がポロポロ取れてきたという事で見に伺うと、確かに漆喰がポロポロ取れてしまってました。

棟瓦補修工事

平板瓦が使用された初期の頃の工法ですが、土の上から漆喰を塗ってあります。
これが悪い工法というわけではありませんが、現在はモルタルを使って施工するので漆喰が取れてくるなんてことはありません。

棟瓦補修工事中

棟瓦をめくってみたら、ほとんど取れていました(汗)
というか、土の量が少なすぎ?

樹脂製タフモックで台風でも安心

棟瓦の下地になる木材を取り外し、樹脂製の下地に取り換え。
これならもし雨水が釘穴から浸入しても腐らせてしまう心配がありません。

ハイロール施工中

今回は漆喰の代わりにハイロールという金属製の乾式面戸シートを貼り付けました。
防水性もあるので雨漏り対策万全です。

棟瓦をビスでしっかり固定

もちろん棟瓦はステンレスビスでしっかり固定。台風などでもビクともしない屋根に生まれ変わりました。

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