名古屋市でカバー工法で屋根葺き替え工事

年度末のせいかどうかわかりませんが、最近いろんな工事で大忙し。
新築工事や葺き替え工事と予定が詰まってます。
うちは基本的に自社施工にこだわってますので、こなせる仕事量には限りがあります。
従業員の募集も本腰入れてやっていかないとなぁと感じています。

さて、今日は本降りの雨で現場は休み。
事務仕事もひと段落付き、なかなか更新できないブログを書きこんでいます。

今月初めに名古屋市でカラーベストの上から板金を葺くカバー工法をさせていただきました。

カバー工法とはなんぞや?と思った方もみえるかもしれませんが、
屋根材を葺き替える工事は、基本的に既存の屋根材をめくって、新しい屋根材に葺き替えることが多いです。
例えば、日本瓦をめくって新しい瓦に葺き替える、または軽量な屋根材に葺き替えるなど。

もちろん既存の屋根材をめくるコスト、撤去するコストなどが発生するので決して安い工事ではありません。

それに対し、カバー工法なら古いカラーベストの上から新しい屋根材を被せるので、既存の屋根材の撤去費用は掛かりません。
さらに工期も短縮できるので、結果的に葺き替え工事のコストを抑えることが出来ます。

ただし、全ての屋根材にカバー工法で工事できるわけではなく、古くなったカラーベストの上から板金を被せることが多いですね。

↓こちらの屋根材はボロボロになってしまったカラーベスト。ニチハのパミールという製品で、表面がめくれてしまう現象が有名です。

ボロボロのパミール

今回の工事もボロボロに傷んでしまったパミールの上に横暖ルーフを被せるカバー工法。

板金カバー工法

既存の屋根材の上から防水紙を張り、横暖ルーフを葺いていきます。

横暖ルーフ工事中

棟板金の下地には樹脂製のタフモックを使用し、強風などで棟板金が飛んでしまうのを防ぎます。

カバー工法完成

完成後の写真がこちら。今回は対候性の優れたプレミアムを使用しました。
グリーンの屋根で見違えるように綺麗になりました。

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