一宮市で谷板に穴が空いてしまった事により雨漏り発生
早いもので5月も後半。いよいよ梅雨も間近に迫ってきました。
毎年この時期になると雨漏りのご相談が増えてきます。
屋根からの雨漏りの原因は様々で、今回ご相談のあった屋根は谷板に穴が空いてしまったことによる雨漏りでした。

谷板に穴が空く?と不思議に思う方も見えるかもしれませんが、
一昔前の谷板は銅板で出来ていることが多かったです。
銅は加工がしやすい、錆びないという利点があったのでよく使われていましたが
水に反応することで酸化銅になります。
緑青と呼ばれる現象で、水に強いように思われがちですが、雨の流れるような箇所に使うと、長い年月をかけて溶けてしまうんです。

大体20年くらい経ってくると次第に穴が空き、その穴から雨漏りが発生。
雨漏りの原因トップ3に入るくらい多い雨漏りです。
以前も他社さんで直してもらったとの事ですが、その時の業者さん、穴の開いた個所にコーキング処理をしただけ。
確かに雨漏りは止まるかもしれませんが、あくまで一時しのぎ。
もともと溶けかかってる銅板ですので、あっという間に再発してしまいます。
今回は根本的に直す為、ステンレス製の谷板に交換させていただきました。

ステンレスは錆びにくく、とても強い金属。
一度替えてしまえばもう穴の開く心配はありません。
これで安心して梅雨を迎えることが出来ますね。
お客様もとても喜んでいただけました・
雨漏りを放置していると屋根に多大なダメージを与え続けることになります。
軽微な修理で済むはずが、大掛かりな工事が必要になってしまう事もあります。
早めにお近くの屋根工事専門業者にお問い合わせくださいね。