一宮市で古くなった屋根瓦の葺き替え工事
2月入ってすぐから、一宮市で屋根瓦の葺き替え工事をさせていただいてます。
というか、1月の最後に瓦めくりをやったんですが、瓦をめくってすぐに今季一番の寒波がやってきまして
雪のせいで1週間ほど工事がストップという状況に・・・。
もちろん、ルーフィングとブルーシートの2重の雨漏り対策がしてあるので万全の状況でした。
ただ、2月中に屋根も完成して足場もばらせるスケジュールだったのがちょっと厳しい予定・・・。
だけど慌てても良い工事が提供できないので、焦らずいい仕事をするように心がけます。
こちらは葺き替え前の屋根です。築80年で瓦の老朽化が心配です。
また、瓦の下に土が乗ってますので、屋根の重量は相当な重さです。
ちなみに一般的な瓦屋根の場合、土葺きだと1㎡あたり80㎏ 乾式工法だと1㎡あたり44㎏と言われてます。
今回の屋根は230㎡なので、土を無くすことで8.2トンもの重量を減らすことになります。


瓦をめくったところです。土の量を見ると相当な重さであることが分かりますね。

土を降ろし終わったところです。屋根の下地はしっかりしてるように見えますが、このままでは弱いので、針葉樹合板を張って補強します。

合板を張った後にはルーフィング(防水紙)を張り瓦工事を進めていきます。
桟木に瓦を引っ掛け、一枚一枚釘でしっかり固定をします。
写真は若い子に仕事を教える村田君。二人とも真剣に取り組んでいますね。

こちらは棟の施工中の写真です。棟瓦も一枚一枚しっかりと銅線で縛り、台風や地震にも強い瓦屋根に仕上げていきます。
ここまでくれば終盤戦。最後まで気を抜かずにしっかり安全に施工します。