小牧市で勝手に屋根の瓦が割れる怪現象！？調べてみると意外な原因判明！

先日、小牧市のOB様宅へ年末のご挨拶に・・・。

紅葉が綺麗だったので写真などを撮ったり世間話をしていたところ、以前、屋根瓦を葺き替えた建物とは別の建物の瓦が一部ズレているのを発見。
柿もいただいたのでサービスで直しますよと登って見たところ、なんだか違和感を感じました。

瓦をよく見ると、ほとんどの瓦に穴をあけてビスで固定してあります。
ここまでは別に大したことはない。

問題はこちら。

もっと近づいてみると・・・

聞くところによると５年以上前に知り合いの大工さんが瓦をずれないように固定してやると言って
ドリルで瓦に穴をあけ、ビスで固定したそうです。
ただ、そのビスが錆びやすい鉄のビスで固定してしまったもんだから、案の定、錆びて膨張して瓦にヒビが入ってしまいました。

大工さんいわく、瓦がズレることはなくなったから、あと１０年は大丈夫と言ってたそうです。

コーキングでビスを保護してありますが、直接雨に濡れなくても、空気中の水分に反応して錆びてしまうので今後錆びてくるのを防ぐことはできません。

瓦の専門業者だったら瓦を固定するビスはステンレスなどの錆びない材質の物を使わなければいけないことは誰でも知ってる常識ですが、専門外の職種の方にとっては知らなかったとしても不思議ではありません。

ただ、知らなかったでは済まされない事です。今回のお客様はいつ雨漏りしてもおかしくない状況ですので、瓦を全てめくって葺き替える工事も検討しなければなりません。

屋根のことは屋根専門業者に相談しましょう。

北野瓦店は国家資格をもつ職人が屋根調査と実際の工事も伺いますのでお気軽にお問い合わせください。